DADA NUTS BUTTER
私は、住宅の設計が一番好きです。活字にすると恥ずかしいですが、そのご家族を丸ごと受け入れる家を任せてもらえることは、光栄なことです。
とはいえ、やはり未熟なので、コミュニケーション能力の問題やら色々な課題が日々課せられてしまっています。
店舗設計をさせていただく場合、いつも気にしていることは、多少は勝負せよ。
ということです。以前、建築家の竹原義二さんと一緒にお仕事させて頂いた時に『しばは、思い切っていけ!』というお言葉を頂戴しました。
竹原さんは、朱赤やインディゴブルーのような自然界に存在するけどビビットな色をお使いになったりします。
勝負は常に先送りしてきましたので、店舗設計では少しだけ前のめりで行くように心がけています。
まりかちゃんは、若くて美しくて素直、堂々と自分の野望を話す人で、
経験値の大小は年齢によって違うのかもしれませんが、人の熱とか密度は、年齢にはあまり関係ない、彼女の密度は、鉱物のようにぎゅっと引き締まった印象でした。
彼女は、ニュージーランドにワーキングホリデイで行った時に、ナッツのペーストを製造し量り売りするところを見たこと、ナッツペーストを使った食べ物、飲み物にはまっていたことなどを話してくれました。
気に入ったことを仕事にしたい、お姉さんと従兄弟も一緒に事業にしたいということでした。
オリエンタルとユニセックスというテーマをもらって、変わった赤い窓枠のテナントを改装することになりました。